当世離乳食事情

_012_2 うちの子供たちが生まれて、二ヶ月たったら、刺身を食べさせました。と言えばたいていの人は驚愕のあまり、卒倒しそうになる。いけませんよー、そんな無茶なことしてぇー、一才になるまではそんな生の魚を食べさせたりしてはー。と言われる。そう言われてもこのことは、はるか昔に終了したことなので今さらどうしようもないことなのだ。

しかし、30数年前、私のお取り巻きのババさまたち(親類縁者、ご近所の)は確固たる口調で言ったものである。「よかと。五島の刺身は、消化が良くて、栄養が良くて、食べさしてよかとバイ」……(そういえばこのババさまたちもすでにこの世の人ではないな~。)

それで私もそうかな~と思い、小さく切った刺身にお醤油をチョンチョンとつけて、食べさせたものである。「ワー、オイシー、モット!」と言ったかどうかわからないが(なんといってもまだ生後二ヶ月ですからね、)喜んで食べ、コックンと飲み込んだものである。それでおなかが痛くなったり、下痢をしたり、ということはまるでなかった。

そういう話を、栄養大学を出て、ただ今、可愛い息子に離乳食を食べさせている、という知り合いのヤンママにしたところ、驚き呆れていた。彼女は息子の食べ物には細心の注意を払い、一つひとつ手作りし、市販の離乳食なども積極的に購入している、ということだった。

私などは、これといった特別なものを作った覚えはひとつもない。大人の食べるものを少しばかりのばして薄味にしたり、固形物はスプーンの背でつぶしたりしたくらいである。それでも首尾よく大きくなってくれて、これで親の責任は半分以上、果たしたつもりになったのである。

さて、「生後二ヶ月で刺身を食べさせても、全然問題ありません!」といくらこの私が声を大きくして言っても、「それでは」と実行する人はいないのだろうな~。  首尾よくいけばうちには3人のヨメハンが来ることになるだろうけれど、ヨメハンも「おかあさまのおっしゃることであれば、、、」なんて可愛いこというような、そんなケナゲなヨメハンがこの世にいるとは、、、考えられませんね!

写真は、塩アゴ(とびうお)を干しているところです。いいお天気ですぐに乾きました。

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