おばさんも応援してるからね~^^

 私はプロ野球にはほとんど関心がないので、どこが勝っても負けても一向に構わないのだけれど、新聞で松井秀喜選手のことを読んでからは無関心ではいられなくなっている。

 5月3日の日経新聞の春秋欄の一部を抜粋してみる。

 “「野球があるかないか。一年にはふたつしか季節がない」。そんな言葉がアメリカにはあるそうだ。この人にも早く野球がある季節が訪れないか。あらためて大リーグの厳しさを目の当たりにしつつ、そう念じていたファンは多いだろう。松井秀喜選手がレイズと契約した。米国での10年目、3年前のワールドシリーズ最優秀選手にしてマイナーリーグからの再出発である。「チャンスを貰って感謝している。マイナー契約が僕自身の現状」と謙虚なのも、失業中も異国にとどまり重いバットで黙々と打撃練習を続けてきたのも、この人らしい。背番号は決まっていないが、これまで背負ってきた数字へのこだわりは「まったくない」日本への復帰を考えたことも「ありません」。記者会見で口にした否定の答えの中に、平坦ではないこれからに挑む闘争心を垣間見る。”

 そうだったのか。全然知らなかったのだけれど、松井選手は職場を失って浪人していたのか。お嫁さんもいないのに異国の空の下、よおく孤独に耐えられたものだ。37歳というから、同じ年頃の子どもを持つ親としては、人ごととは思えないせつなさが迫ってくる。松井クンのご両親もどんなにかつらかったことだろう。

 ご両親といえば私の知人で、松井選手の母上の講演会を、はるばる軽井沢まで聴きにいった人がいる。私はその人に訊いた。

 ミー「お母さんてどんな人でしたか?」

 Aさん「フツーのおばさんだったよ、でもね、着てるものが断然違ってた。」

 ミー「ふぅん、で装飾品などは?ダイヤの指輪とかイヤリングとか」 

 Aさん「それはばっちりだったね」

 ミー「では話の内容は?」

 Aさん「松井選手のおばあちゃんの話が多かったね。なんでも霊感のある人だったらしいよ」

 と根掘り葉掘り聞き出したのだった。子供に傑出した人物がいると、講演に招ばれることもあるのだな~。うちはそんなことは未来永劫ないだろうからから、なにも着て行くお洋服の心配などしなくてもいいのだけれど。

 そんなことどもを居合わせた人たちと話していたら、なんと松井クンはわたくしの知らぬ間に結婚していたのだそうだ。それは良かった良かった。一人より二人のほうがいいに決まってる。

 それでこのところスポーツニュースが始まると、どらどらと我にもなくテレビに見入る。危なげのないイチロークンはどうでもいいが、松井クンのことは気にかかる。このところ好調だそうで、おばさんはホッとするのだ。あのシャイな笑顔がなんともいえないのよね。松井クンのお母さんもさぞ安堵の胸をなでおろしておられることだろう。

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必見! ドラマ10

 私はこれまでテレビでドラマを見ようとは思わなかった。というのは日々の暮らしで人にまみれ、毎日がドラマのようなドタバタの暮らしをしているので、ドラマを見て人さまのスッタモンダまで鑑賞する気力がないのだ。で、ヨル10時以降は洗濯ものなどたたみながら、豪華客船で世界を旅するような、当たりさわりのない番組を見て、トーン・ダウンするようにしている。

 けれどたまたま予告編をみて これは絶対見なくちゃ!と勢い込んだのがNHKのドラマ(火曜日10時) 林真理子原作の『下流の宴』だった。どんな物語だったかというと。

 福原由美子(黒木 瞳)は自分ちは上流階級に属すると信じている女だ。なぜかというと実家の父は医者だったし、自分の夫は部長なのだ。そこへ息子・翔が結婚したいという女・珠緒を連れてくる。珠緒はフリーターだし、その母親というのは沖縄で飲み屋をやっていて、離婚したり再婚したりしているのだ。そんな下流に属する女と縁組をするわけにはいかない。由美子は、この縁談を粉砕しようとやっきになる。とはいっても、息子の翔じたいが受験の戦列から離れ、マンガ喫茶でバイトをして満足している男で、由美子ママがどう煽っても今更受験勉強などしようとしないのだ。

 さて私はまだ姑になったことがなく、息子が嫁候補を家に連れてきたこともないので、そんな時どういう心理状態になるのか断然興味を持った。自称 家庭問題研究家のわたくしとしては見逃せないテーマだ。

 『下流の宴』の二回目の放映から見始め、残念ながら第一回目を見ていなかったので、娘に電話で問い合わせたところ、たまたま見ていたらしく詳細を教えてもらった。珠緒が、夫になるかもしれない人のうちを初めて訪問するというのに、手ぶらで行ったので由美子は言っていたそうだ。「手土産も持たずに来るなんて。お里が知れるわねっ」・・・これなどこの私も言いそうなセリフなので いとおかし。

 しかしながら由美子が、自分の家は上流階級だと思っていたところへ、夫はリストラされるし、策を弄してシロガネーゼになった娘は子供を連れて出戻ってくるし、息子ときたらマンガ喫茶の店長を任せる、と言われても、そんなカッタルイことはごめんだと、断るほどの不甲斐なさ。いっぽう由美子から軽んじられた珠緒は発奮して医学部入学を果たすという快挙で、上流と下流が逆転の様相をみせてきた。 そこでやっと由美子は悟ったのだった。“人を変えることはできない”と。

 さてその次に始まったドラマは向田邦子原作の『胡桃の部屋』だ。夫に失踪された妻(竹下景子)と、その娘たちの離婚騒動やら不倫が絡み合ってここのうちも大忙しだ。私はまだ夫に出奔されたことはないので、後学のために、これも熱心に見ることにした。いろいろあったのち、別の女と暮らしていた夫は脳梗塞をおこし、意識不明のまま妻のもとに戻ってきたのだった、、、。

 “男こそ なほいとありがたくあやしき心地したるものはあれ いときよげなる人を捨てて にくげなる人を持たるも あやしかし”(男って本当にわけわからないわね。感じのいい美人の女性を捨てて、大して魅力あるとは思えない女性を迎えている人もいるけど、一体どうなってるのかしら)

 これって実は昨日今日のブログではなく、千年前のブログなのだ。清少納言は『枕草紙』でこんなことを言っているが、千年前の人々と我々の感覚はほとんど変わらないのではないかと驚いてしまう。

 それからこんなものもある。“ありがたきもの 舅にほめらるる婿 また姑に思はるる嫁の君”(この世にあまりないものといえば、舅にほめられる婿ですね。それと、姑に可愛がられる嫁ってことかしら。信じられな~い !)

 なぁんだ、千年前と事態は全然変わってないのね!と私はおおいに安堵したのでありましたよ^^

 

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榎木孝明さんって素敵!

001 ある日の夕方、ちょっとテレビをつけたら、、、なんと美形なうえに人柄のよさそな、榎木孝明さんがさらさらと絵筆を動かし、あたりの風景をスケッチしていた。

そしてそれは「田舎に泊まろう」という番組だったのだが、そのあと榎木さんは見知らぬ家に突撃していき、「今晩私を泊めてくださいませんか?」とお願いすることになっているのだった。

まず彼は立派なわらぶき屋根の前の、畑の草を取っていたおばさまに(年のころは80歳くらいか)「この家を写生してもよろしいでしょうか」とたずねた。おばさまは「ハイハイ、どうぞどうぞ」

つぎに「家の中を見せていただいてもよろしいでしょうか」「ハイハイ、どうぞどうぞ」「二階もよければ」「ハイ、どうぞ」

そうこうするうちにそのうちのお嫁さんが勤めから帰ってきた。いろいろな話をするうちに、いよいよ榎木さんは切り出した。「今晩私を泊めていただけますでしょうか」

するとお嫁さんは「ハイ、どうぞ」とあっさり。

「あのォー、ご主人に訊いてみなくてもよろしいんでしょうか?」「イエ、いいんです」とお嫁さんはきっぱり。

かくして、榎木さんは二人の女の女心をバッチリと掴み、一度も断られることなく、その夜のねぐらを確保することができたのだった。

それから私はまたテレビの俳句の番組で榎木さんを見た。お絵描きはお手の物のようだったが、美大を出てらっしゃるんですってー。

それにまた、ものの言いようがとっても穏やかでいいのよねー。ほんとに目の正月をさせていただきましたわ^^

去年の11月4日にも「田舎に泊まろう」の姉妹編「時間励行の島 六島」を書いています、よろしければまたお読みくださいませ。この前リンクの仕方学習したのに、もう忘れてしまった哀れなわたくしです。

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小百合さんと‘おはん’

Photo 私はいつから、といえないくらいずっと前から、吉永小百合さんファンである。机の前にはにっこり笑った小百合さんのポートレートを貼っていて、勉強する代わりに、飽きず眺めていたものである。

数年前、本屋さんの店頭で小百合さんの写真集を見たときには、一瞬買おうか、と思ったのだが、お値段を見て、、、やめた。

けれどその時、その写真集をパラパラと見て思ったのだが、小百合さんて、どうがんばっても、お色気タップリという訳にはいかないなー、という感想をもったのだった。

小百合さんは私からみれば、いよッ、大和なでしこ!日本の良妻賢母!という感じなのだ。(もっとも小百合さんは母にはならなかったが) だから小百合さんに、さぁ、芸者さんの役、今度は娼婦(!)の役をおやんなさい、といってもそれは所詮無理な話なのである。

さてその私の大好きな小百合さんが、宇野千代著『おはん』のヒロイン‘おはん’を演じた、とさるところで読んだので、『おはん』」ってどういう物語なのか興味を持って早速読んでみた。

『おはん』は 「よう訊いてくださりました。私はもと、川原町の加納屋と申す紺屋の倅でございます…」で始まる書き出しの、今では芸者屋のおかみ(おかよ)に養われ、別れた女房とは忍び逢う頼りない男と、その女房(おはん)の三角関係を描いた小説である。

‘おはん’は夫に去られたあと、一人息子とともに実家に身を寄せていたが、ある橋のたもとで夫に再会して以来、夫のもとへコソコソと人目を忍んで逢いにいくようになる。そしてそのことが大きな悲劇を生むことになるのだが、、、。

私たちはふつう、小説を読めば、作者が語る言葉を手がかりに自分だけの明確なキャラクター像を形成する、と思う。しかしそれが映画になったりすれば、演じた役者とのイメージがどうしてもズレてしまうのではないだろうか。

小百合さんみたいな、しっかり者でソツがなく、優等生にして賢婦人、というイメージの人が、おはん のようないわば、かすかな風にもそよいでしまうような、はかなげな女を演じることができるのだろうか。(小百合さんは演技がへたで、と言ってるわけではないのですヨ)

映画では、おはんはいつも青い系統の縞の着物、おかよは、紅い色の大柄の着物を着ているそうである。小説と映画ではずいぶんと雰囲気がちがったものになっていると思うけれど、それはそれとして楽しめばよいのである。小百合さんの‘おはん’を早く見てみたいな~。私はなんといっても年季の入った小百合さんファンなのである。

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冬ソナはせつない

No_018_4 ビデオ屋さんで冬のソナタ1巻を借りようとしたら、そこで働いている私の友達が「あら、借りなくてもいいわよ、私の貸してあげるから」と言った。それはテレビで放映された分を録画したものだった。

「出会い」、「はかない恋」、「運命の人」とすすんでユジンとミニヨンが運命に翻弄される場面に見入っていたら、、、アレ、なんで「功名が辻」のタイトルが出てくるのよ!

なにが起きたのか、しばらくはわからなかったが、頭をめぐらしていたらわかった。この前の日曜日、うちのダーリンが(もうダーリンなんて言わないぞ)見てる暇ないからと録画をしていたようだったが、そのテープに録画してしまったんだな。

私は外出している夫にメールした。「どうしてちゃんとタイトルが書いてあるのに録画なんかするのッ」 折り返し返信が来た。「それは大変だね~。」 ミー、「のんきな事言ってないでこの大変をどうしたらいいのよッ」 「大金があったら金庫に入れといてください。」

大金がうちにあるくらいなら、今頃お家にじっとしてるもんですか、今日は三越、明日は帝劇、夏のバカンスは西海岸と遊びまくって散財するんだい!

そういえば思い出した、もうひとつの悲劇を。二年前くらいにwowwowで「花のニューヨーク」という素敵な映画があった。これは恋人に来る日もくる日もバイオレットブルーの薔薇の花を届ける若者のお話なんだが、これを録画しておいて時々見ておった。ある時、さ、またあれをみるべ、とテレビの前に座ってスィッチ・オンしたら、、、だ、だれだーー!ボクシングを入れたのはーー!!

あぁ~、あしたとにかくお詫びに行かねば、、、。せつないなぁー。

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見ました!韓流LOVE STORY

初めて韓国の映画を見ました。冬のソナタもじつは見ていなかったのです。まわりが大騒ぎするので、もう見たような気分になってしまっていたのですね。いつも髪を切ってもらう美容師さんから「絶対に見てくださいね。」と念をおされていたのです。

LOVE STORY、というのでさらさらっと、おもしろく楽しくみれるのかな、と思っていましたがなかなか内容は重たくて、見終わったあとはしばらく呆然としてしまいました。

今度は冬ソナを見てみようという気になっています。                                        

私って遅いんだよね~。もうブームは終わりました、っていう頃、その気になるんだから。え?まだ終わってませんて?あー良かった、乗り遅れないで。何かいい作品があったら教えてくださいね。

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