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こんな夫もいる(3)

Tenntyann_107 Oさんは定年退職して3年目か4年目だが、退職してにわかに農業に目覚め、友人と畑仕事をして楽しんでいる。以下はOさんの奥さんのSさんから聞いた話である。

ふつうの人だったら、、、(とSさんは言った)ジャガイモを掘って家に持って帰ってきたら、ジャガイモを車から降ろすよねー。ところがうちのダンナときたら降ろさないのよねー。

先日のある日のこと、Oさんは愛車のMAXの後部座席を倒して、プラスティックのケース二杯分のジャガイモを収穫してきた。二段に積んで上段にはジャガイモを山盛りに積んでいたそうである。なぜかOさんはジャガイモをそのままにしてお風呂にはいり、食事をして、黒い服に着替えると知人のお悔やみに出かけた。

次の日の午前中もMAXを駆ってあちこち出かけ、昼になるとご飯を食べ、黒い服に着替え、二時にはお寺へ葬式に出かけた。ジャガイモとともに。帰ってくるとまた着替えをし、どこかへ出かけた。

夕方になって玄関で夫が大きな声で呼ぶので何事かとSさんが急いで出てみるとなんと車の中はジャガイモの大洪水だった。ちょっと危ないことがあって急ブレーキをかけたら、後ろに積んでいるジャガイモが雪崩れのごとくに運転席の方までゴロゴロと押し寄せてきたのだそうだ。

Sさんは夫のふだんがふだんだけに「知らないっ!一人でやって!」とあっちを向いていたそうだが、日も暮れてくるのでとうとう手伝うことにしたのだが、ジャガイモを集めたり、掃除機をかけたりとたいそう手間ひまかかったそうである。夫ときたら、「この車もそろそろ掃除をする時期だったんだよねー」とのどかなことを言っていたのだそうだ。

さて夫のOさんのふだんがどうであるかというと、、、テレビの前の定位置に陣取ったOさんは、何でも手が届くところにないと機嫌が悪く、360度回転する座椅子に座ったまま用を足し、ゆえに居間は片付くときがないのだそうである。

Oさんのことだぁ~い好き!といって、職場結婚したSさんなのだが夫がこーんなにものぐさだとは知らなかった、と言っていた。

そ、そうなのよねー。ヒトって同じ屋根の下に暮らしてみないとわからないことっていっぱいあるのよねー、と私も大いに同情したのでありましたが。

この世のさまざまな修行の中でも最大のものは何か、というとそれは“共同生活”だそうである。「共同生活は最大の忍耐である」という言葉も生まれたそうである。人それぞれに修行があるものみたいですね。

さて写真は去年の秋訪れた秋篠寺にて、畏れ多くも三つほど押し頂いてきたクチナシの実を、埋めておいたところ発芽してきたものです。かわいいでしょ。

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ヘイヘイじゃなくハイと言いましょう

Tenntyann_029 うちのおかあさま(マイ姑)という人は人のすることなすことをじっと見ていて、いろいろ注意したり教えたり、説教をしたりということがだぁ~い好きな人である。

初めて夫の母なる人に会ったとき、とてもじゃないが逆らってみても勝ち目がないと確信を得た私は、何か言われたら自動的に無条件に「ハイ」と言いましょうと決心をした。

ところがなかなか素直に「ハイ」と言いたくないときがある。それで、そぉーんなこと、わかりきったことでございましょ?と言いたいときは「ハイハイ」と言ってみたり、モウうるさいな~、しばらく黙っててくださいません?と言いたいニュアンスを漂わせたいときは「ハイハーイ」と言って少々抵抗してきたものであった。

数日前のこと、うちの息子(すでに30歳をすぎている)を相手におかあさまの“言葉遣いはかくあるべき”というレクチャーが始まったとき、息子はハイハイと神妙に拝聴しているようにみえた。私はオー、我が子ながらあっぱれなるかな、うるさがりもせずハイハイと聞いておるではないか、と思いながら近づいてみると、なんと息子は「ヘイヘイ」と言っているのだった。

で私はあとで息子に言った。「あなたさぁ~、風呂屋の三助じゃあるまいし(今どきそういう職業があるとは思わないが)ヘイヘイはないでしょう、ちゃんとまじめに聞かねば」と立派な母親らしくたしなめたのでありましたが、この「ヘイヘイ」は何度思い出しても可笑しくて一人でアハハと笑っておりました。

つい先日のこと、マゴ(娘の子供で生後4ヶ月)を抱っこしているとき、にわかにこのヘイヘイを思いだし、クククと体を震わせて笑い出したら、眠っていたマゴがびっくりして目を覚まし、何を思ったのかニッコリと笑ったのでしたー^^

さて写真は綿(ワタ)の種が芽を出してきたものです。真ん中にぽちんと赤い色がついていてなんとも可愛らしいのです。

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