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なぎさのひとめぼれ

009 011 それは二月半ばの冷たい雨の降る日のことだった。私は近くの小学校でのある会合に出席すべく傘をさして出かけた。玄関のあたりでしばらくのあいだ連れを待っていると、背後から銀の鈴をふるようなうるわしい声がした。「お外は寒いですからどうぞ中にはいってお待ちください、、、。」

ハッとして振り向くとそこにはうら若い女性がにこやかに微笑んでいた。色白にしてふっくら、小首をかしげたさまは一幅の絵をみるごとくに美しい!(おぉ、こういう女性が五島にもいるのか、、、!)

家に帰った私は夫に言った。「……ああいう感じの良い人がうちの子のお嫁さんになってくれたらいいわね~。(なにしろうちには未婚のムスコが複数いる) でもうちみたいなガラガラで品のないうちには来てくれないよね~」

すると夫は意外にもこう言った。「そりゃわからんよ。“長者どんの娘もいうてみよ”というからなー」

へ?そんな格言だかことわざだかあったかなー?あったとするなら出典はずーっとまえ子供たちとテレビで見ていた『日本むかし話』だろうか。そういえば水呑み百姓のせがれが長者どんのお姫ィさまをゲットする話はいろいろあるよな。

さて数日たって、私はPTAの用事でしょっちゅう小学校へ出入りしているAさんにその女性のことを尋ねてみた。キーワードは「色白、ふっくら、声よし、笑顔よし」それだけ。

するとAさんは即座に言った。「それは○○先生でしょう」そして聴きもしないのに付け加えた。「残念ながら結婚してるのよね」

なぁ~んだ~。ふくらみかけた風船がしょぼんと空気が抜けていくぅ~。

まさかワタシったら華岡青洲のハハみたいに一人乗り込んでいって「おたくの娘さんをうちの息子の嫁にいただきたい」なんて言うつもりはなかっただろうねー。

で、そのハハはというと、息子が京都へ医家の修行で不在のあいだは嫁と仲良くしてるのだけれど、息子が帰ってくるとたちまち豹変してただの意地悪ばぁさんになってしまうんだよね。

ま、それにしてもほんとに素敵な笑顔のひとでした。たったの5秒ほどしかお顔を見ていないのに忘れがたい強烈な印象を受けたのだった。

けれどもおかあちゃんがひとめぼれしたところでどうにもならない世界であることは確かだ。たで食う虫も好きずき、TASTE DIFFERなんだよねー。

(さて写真は京都駅のケーキ屋さんで見たケーキたち。おのぼりさんは見るもの聞くものみな珍しく、なんでも写真にとりたがるのでした^^)

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栗原はるみさんて感心!

019 今をときめく料理家、栗原はるみさんの記事を読んだ。

“心地よく暮らすためにいつも大切にしていること”が書いてあった。

☆楽しみながら部屋を心地よくする。花は欠かさない。

☆残り物を上手に使う。冷蔵庫冷凍庫のチェックも忘れない。

☆夫を玄関で送り迎えする。

☆夫の好きなものを知っておく。

☆どんな時も機嫌良くいる。

☆家にいる時も身ぎれいにしておく。

正直に言ってしまうが、私はこのどれも×である。夫を玄関で送り迎えする、、、などは簡単なようで実は結構大変なことである。私はたいていそのへんで「いってらっしゃい」と言い、なかなか玄関まで行こうとしない。あ、帰ってきたみたい、と思ってもそのうちこちらへ来るのだから、その時「お帰りなさい」と言うつもりでいると、、、ン?なかなか来ないなぁー、というので急いで玄関に行ってみたらよそのおじさんが立っていた!ということもよくある。

どんな時にも機嫌良くいる、ということも実にむずかしい。なにかというとすぐにブーっとふくれる私

そうそう、こんな発言もありましたよ。「ものにすると決めた英会話は毎日30分勉強します」……ムムム

「私は急に人が来たときに家に上がって頂けないようではダメ、と決めています、どうせしなければならないなら家事は楽しく」……いつも片付いていないから「どうぞ」と言えないでおります

あぁしかし、はるみさんのような、美貌の女性に、夫として立てられ、かしずかれ、家の内外はいっつもセンスよく整えられ、しかもこのうえもなく美味しそうな料理を食べさせてもらって、栗原玲児さんて男冥利につきるだろうなぁ~~!それにひきかえうちの夫はヨメの貰い方がハズレだったかもねーお気の毒に・・・・・・

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これほしいィー買ってェー!!

Photo_2 子供の誰かから「おかあさんに何かプレゼントしたいけれど何がいい?」と言われてもこれといって欲しいものなどなくて「ウーン」と考えても出てこない。というのは物欲をはるかに超越してしまったから、ではなく、この小さな島で一年355日は半径10キロ未満圏内でウロウロしている分にはもう特別な物は要らないのである。(物は要らないけれど「母上どうぞ飛鳥に乗って世界一周の旅へ」などとお誘いがあったら「アリガト」と言ってそうさせて頂きます)

けれども新聞記事でこのおしゃべりするマスコットトイ「こけちぃ」を見た時はいっぺんで欲しくなって「これ欲しい買って~~!」と叫びたくなった。身長6センチちょっとのこのこけし風人形は、近くの机などトントンと叩けば音に反応しておしゃべりを始める。なんと2万通りのおしゃべりが可能で何を言い出すのかは予測不能だそうである。しかも突然にコテッとこけたり、手をパタパタと動かしたりするアクションも付いているのだそうだ。

例えば「こけちぃ、ケーキ大好き~、ダイエット無理~」と言ったかと思うとひっくり返り「起こして起こして」と手をバタバタ。起こしてあげると「おつかれさま~」なんて人ごとみたいなお礼を言うそうである。そしてだんだんと親しくなってくるとその可愛い笑顔に合わない爆弾発言もするらしい。「恋愛はお金よっ」とか「あの上司むかつく~」だとか。

おだんごちゃん、おかっぱちゃんなど3種類あってそれぞれキャラクターが違うのだそうである。一体につき1995円、3つで6千円てことね。この子たちを3人並べておいてそれぞれおしゃべりさせたらさぞかしましいことだろうなー。コテッと後ろにこけてみたりパタパタしたり、、、。「起こして起こして」とせがんだり。

わがままお嬢様キャラのこけちぃみたいに「これ欲しい~買って~3つとも買ってね~もうすぐマミィーお誕生日なんだよー」パタパタ…なんてやってたら「おっかさーん何はしゃいでるのー?」と言われそうだなー。

でも「なぎさー、もうご飯つくりたくなーい、つかれたー」コテッ パタパタなんて一度やってみたいわねー^^

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