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一人暮らしを愉しむ

Sikuramenn_001 統計によると、日本女性の65歳以上の過半数は、死別、離別、未婚、非婚によって、配偶者がいないのだそうである。ということは二人のうち一人は独り身なのであるから、夫がいない、という状態は全然珍しいことではないのである。

であるからして、今配偶者のある人も、なにかことで伴侶を亡くすことがあっても、いつまでも呆然としてないでささっと態勢を立て直し、元気に一人暮らしを愉しむのが賢明だと私は思う。

吉沢久子著『一人で暮らして気楽に老いる 夫のいない自由な生き方』を読んだ。吉沢家には子供はいなかったらしく、ずっと夫婦と夫の母の三人暮らしであった。三人とも知性、教養あふれる方々であり、日常の家事をはしょったりすることなどはなく、ていねいな暮らしぶりであったそうだ。

(ここで私見を述べるとするが)ワタクシの長年の経験と観察によると、キチンとした人々と共に暮らすということはなかなか気骨の折れるものである。キチンとしていない人々だと、、、「お昼はラーメンでも食べててねー」とか言いおいて出かけることができるが、「ちゃんとした食事をするべき」と信じて疑わない人々だと、、、ほったらかすわけにはいかないのである。

そいうことなので、久子夫人は地方へ講演に出かけるときでも超特急で我が家へ立ち戻り、夫と姑のご飯をこしらえていたものであった。

しかし姑も夫も死んでくれると、もとい、お亡くなりあそばすと、夫人も遠方へ出かける時には前泊後泊して名所を観光したり、美味しいものを食べたりすることも可能になったのだそうである。

また夫の生前中のあるとき、夫人はよその家で試したウォッシュレットのトイレがたいそう気に入り、夫に「うちでもあれにしましょう」と提案したことがあった。すると夫は「うちには必要ない」とあっさり却下した。夫人は夫に逆らうことなど思いもよらない人であったので、「そうですか」と引き下がったのであったが。

夫の死後すぐにトイレの改装にとりかかり、くだんのトイレを設置したのであった。(「わぁ~~、やっぱり快適だわぁ~~」)

それで夫人は書いていた。“年をとったら少しでも生活を快適にすることがあれば、早く取り入れる方がいい、と私は思っています”

私も全くの同感である。少しでも快適になるようであれば、早く取り入れたほうがいいのだ。どうぞ時間のあるお方は私が2006年5月に書いた記事『ダイヤモンドはいらない』を読んでくださいませ。そこでは夫の死も姑の死も待ってらんないワタクシがエイヤッとばかりに成し遂げたことを書いたのですが、そうするまでに18年くらいはかかっているのですねー。我慢しないで、どうせいずれやるのなら、早めにやってしまいましょうね~^^

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あゝ夫婦」カテゴリの記事

コメント

世の中上手くいかんもんですね。提案すれば、逆ねじをくわされ感情むき出しの人ねたむ人悔やむ人妬く人、幸せをうらやむ人、気遣う人我慢の人、家の中の空気が、ぴりぴりして肩が凝る雰囲気今日にも早死にしそうな環境嫌だ嫌だ.相談したらそうか、そうか、だけど、こういう考えもあるよ。こうしたらいいんじゃない?、、、てな具合に私の家庭いかんの。なぎささん どうする?私今愛ある言葉使っています。アイラブユーじゃない有り難ううれしい、、、とね。又いいアドバイスを頼みますよ。ターサ

投稿: | 2008年1月12日 (土) 09時57分

そうか、私は間もなく一人になる確率が高いんだね。
(夫はかなり年長だし~)

となると、今から考えておかなきゃならないことが・・・特にないかなぁ。

なにしろ、遣りたいこと、変えたいこと、夫の了解を待たずに実行しちゃってるし~。

あっ、そうだ五島に旅行する!!

投稿: ば~ば | 2008年1月12日 (土) 12時52分

ターサさま

うーん、、、。ターサさまの家族構成がよくわからないものですからなんとも言えないのですが。

夫様に問題があるとしたら、、、夫はよそのオジサンと考えてみたらいかがでしょう。よそのオジサンだと思えばハラもたたないことでしょう。よそのオジサンにもかかわらず、「お給料まで我が家に運んできてくれて、おお有難や!」と感謝の念がわくかもしれません。

ま、家族といえど通行人くらいの気持ちで眺めて、人ではなく自分の機嫌をとって暮らしましょう!

投稿: なぎさ | 2008年1月12日 (土) 22時05分

ばーばさま

残念ながら、あの世へ旅立つのは順不同でして、、、どちらが先やら、、。見送るつもりが見送られたりして!

五島へはご主人様と一緒にいらっしゃいませね!

お目にかかるからには大急ぎで痩せたり、美しくなったり、教養をつめこまないといけませんわね~~^^

投稿: なぎさ | 2008年1月12日 (土) 22時11分

ご主人を亡くされたお得意さんの奥様。
「夫婦仲が悪いと死なれても辛くないからいいですよ~」
これにはなんと返事をしたらよいのか迷いました。
でもこれが現実なんすかね~(^^;

投稿: 便利屋 | 2008年1月13日 (日) 10時14分

自立してない夫、つまり料理も家事も出来ない夫は、妻が死ぬと2年以内に50%は死ぬそうですね。
妻亡き後の独り身を存分にエンジョイするために、料理の腕を磨いている男もいることをお忘れなく!
単身赴任18年もやって、独り身の楽しさを十分知っております故、そりゃ~妻も同じことだけど、、、、

投稿: ナベショー | 2008年1月13日 (日) 22時54分

便利屋さま

アハー!そういうご夫婦もあることでしょうねー。
なんとご挨拶してよいものか、悩んでしまいますね。

喪失感を味あわずにすむ、ということは亭主の、妻への大きな女房孝行かもしれませんね。いいことしてくれた!と感謝しなくちゃー。

でもそれまでハッピーじゃなかったとしたら、お気の毒ですね。

投稿: なぎさ | 2008年1月13日 (日) 22時54分

ご無沙汰しています。
ウォシュレット、友人宅はお金持ちだったので、
そのトイレがすぐに完備されていました。
私は、当時中学生。かれこれ20年以上前になります。そのころから、あったのかと思うとすごいですけどね。
忘れもしません。
私は、洋式トイレも使用したことが殆どなく。
来ていた衣類を濡らしてしまい、温風で乾かそうと
したことがあります。

あれ以来、ウォシュレットは使用したことがありません。

投稿: frusic | 2008年1月14日 (月) 14時39分

「便利屋」さんの所からお邪魔させて頂きました。
豊富な読書量と優れた感性に驚いております。

白州次郎は夫婦円満のコツを聞かれて
「一緒にいないことだ」と言ったそうですね。
夫が亡くなって正子さんも気軽に寺社巡りや
西行の旅程を追えたんでしょうね。

投稿: バニー | 2008年1月14日 (月) 16時53分

ナベショーさま

あら、ほんとですか?じゃぁ、ワタクシ亡きあとわが夫も二年以内に死ぬかも~、、と驚かさなくちゃ!

私は夫亡きあとの妻のことばかり考えていまして、妻亡き後の夫のことはあまり考えていませんでした。

妻に依存してぬれ落ち葉みたいになってたら、自滅するよりほかはないみたいですね。

でも妻亡き後、元気になる夫もいるということですね!うちは元気になるほうかも~~!シャクだけど。

投稿: なぎさ | 2008年1月14日 (月) 21時49分

frusicさま

私はNHKの番組、プロジェクトXでウォッシュレットの開発に賭けた人々のドラマを見て以来、ウォッシュレットのファンです。

快適、というばかりではなく、ひざとか腰とか不自由な人には必需品だと思いますね。

ダイヤモンドは要らないけれど、トイレは快適なのが断然必要だと思いまーす^^

投稿: なぎさ | 2008年1月14日 (月) 22時02分

バニーさま

はじめましてー!

夫婦円満のコツが“一緒にいないこと”には笑ってしまいますね。

知らず知らずのうちに縛ったり縛られたりしているでしょうからねー。

白洲次郎って、とおってもダンディな人だったそうですね。ミバばかりでなく頭の中も冴え渡っていらしたのでしょうね!

投稿: なぎさ | 2008年1月14日 (月) 22時31分

↑ 夫婦円満のコツ、、いっしょにいないこと!
これは真実ですね。
私なんぞ、18年間の単身赴任生活で、たまに自宅に戻った時は、金曜日の夜、土、日、月の朝まで、、しょうもないことを口走らないように細心の注意を払って過ごしました。
会社の仕事よりも神経をすり減らしました。
月曜日の朝、赴任地に出発した時ほど、爽快な開放感に満ち溢れたことはございません。
定年退職して、毎日妻と、、、リハビリに相当な日数を、、、、、

投稿: ナベショー | 2008年1月17日 (木) 17時45分

ナベショーさま

単身赴任がそんなに心弾む楽しいものだとは思いもしませんでしたわぁ~~。

そういえば、うちも夫が時々船に乗って出かけますがなんとなくウキウキしてるような感じですわねー。でもこれはお互いさまでして、実はワタクシもなんだかハレバレとした気分になってしまうんですね。“時々一緒にいないこと”これがコツだと心得ましょう!

投稿: なぎさ | 2008年1月17日 (木) 22時03分

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