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ハッピーエンドでよかったね~

_004_1 さて、「風と共に去りぬ」の続編を書くという重責を担ったのは歴史小説家、アレクサンドラ・リプリーという南部の女性である。日本語訳は森瑤子。

レットに去られたスカーレットは運命に導かれるままに父祖の地、アイルランドへ向かう。そこでのんびりしている間に、レットが容姿はさほどではないが、心根のやさしいアンという女性と結婚したことを知る。ガーーンと打ちのめされるスカーレット。

しかし一晩寝て体勢を整えたスカーレットはめげずに再起を誓う。

「なによ、これで人生が終わったわけじゃなし」と発奮し農園主として手腕を振るい、のちにダブリンの社交界にデビュー、あまたの男達にチヤホヤされることになる。

けれどスカーレットとしては「レットじゃなきゃイヤ」とココロの奥深く思っているので、おもしろおかしく過ごしていても憂愁は晴れないのであった。そんな時、「レットの次に好きかなぁ~」という男性が現れる。どうするスカーレット!(レットはすでに妻子持ちだし、もうイイかぁ)

時はあたかもイギリスとアイルランドの抗争のさなか、スカーレットは人生最大のピンチに立たされる。あわや、という時、レットが鞍馬天狗のごとくに現れスカーレットとその娘(実はレットの娘でもあるのだが)を救出することになる。

スカーレットにとっては幸運なことだがレットは妻と子供を亡くし、失意のうちにアイルランドに来ていたのだった。ま、いろいろあったけどメデタシ、メデタシ。二人は再出発を誓うのでした。

私の机の前にはアイルランドの地図が貼ってある。傷心のスカーレットが見たであろうアイルランドの空と海を私も見ることがあるだろうか、と考える。、、、、、、、、なさそ。

けれど佐賀のがばいばあちゃんも言っていた。‘死ぬまで’夢を持て、と。かなわなくても所詮それは夢だからと。

まあ、そんなわけでわたくしも見果てぬ夢をみつづけることにいたします。

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死ぬほどビールが好きだったのね

_012 この4月はじめにキュウリとオクラの種を蒔いたのだけれど、かわゆい芽が出てきたと思ったら何者かに食べられ、また蒔いて、また食べられ、もう無理ね、と諦めかけていた。すると、犯人はナメクジだからビールを置いていたらいいですよ、と教えてくれた人がいた。

それでゼリーのはいっていたプラスティックの容器などにビールをいれて楽しみに待つことにした。(残り物のビールを知り合いの割烹やさんにわざわざ貰いにいった)

翌朝、見に行くと、ワォ!幾万ともしれぬ(これはちょっとオーバーですね)ナメクジがビールの中で溺死していたのである!ナメクジ退治用の薬もいろいろあるらしいけれど、ビールがこんなに霊験あらたかだったなんて知らなかった。

今、キュウリは家の中で大切に育てている。もう少し大きくなるまでオンバヒガサで育てるつもり。オクラはご近所から苗を頂くことになった。

さ、これがそのナメクジですといって、ナメクジの写真をお見せする訳にはいかないので、バラの花の写真を。このバラはなにを隠そう去年の母の日に自分で買って自分で植えたバラの木である。

その名は センチメンタル (フロリバンダローズ)

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買い物は楽しい

_017_2 この前の日曜日、ムスメと待ち合わせ、福岡・天神のIWATAYA というデパートに行った。バッグ売り場をうろうろしていると、ア、こういうもの欲しかったんだ!と思うようなバッグを見つけた。ちょっとそのへんまで出かける時、財布とエコ用マイバッグがはいりさえすればいいのである。

かねがね欲しかったバッグというのは 1、自分で立っていること。(たとえ高価なものであってもよれよれと崩れ落ちるのはブー。)

2、明るく目立つ色であること。(我が家は老人3人世帯である為、メインカラーといえば茶色、黒、白、紺色、それらのグラデーションとほぼ決まっているので、バッグが行方不明になった時、容易に探し出せるように。)

この2点をクリアしたうえに、そのバッグは他の並み居るバッグに比べて すこぶる安かったのである。そのお値段は3900円なり。ほかのは何万円、何十万円と値札が付いてるのにそれだけ特別。わたしはきっとこれは合成皮革、中国製ということね、と勝手に判断した。

年配の店員さんはほかの色もございます、と言ってコーヒー色したのと黒を見せてくれたが私はもう暗い色はイヤになっていたので明るいレンガ色のを買うことにした。

私は、ではこれを、と言って5千円渡した。ふつう、そういう場面では店員さんというものは「ではお預かりいたします」とかいってすみやかに行動を移すものである。ところが「は?」といった顔でじっと立ったまま。3秒ほどの時差があって私とムスメも「は?」と言う顔になった。一体なにが起こったんざましょう?

やがてわかったことだが、¥3900というお値段はバッグにぶらさげてあった、皮で出来た犬のストラップの値段であったのだ。本体のお値段は4万円とちょっと。なあんだ、そういうことであったのか!

それから私達は新天町という商店街に行った。なんかホッとするね~、ホーム・グラウンドへ帰ってきたような気がするよ。サンダル履きでもよさそな感じ。

そしてわたしは2軒めのお店で先ほどのと同じような(つまり色と形がということだが)バッグを見つけたのだった。正真正銘の中国産!そしてお値段は、あのワンちゃんと、おなじくらいだった。

五島へ帰ってきてさっそく使うことにしたが、まだ誰もほめてくれない。4万円もしたのよおー、と言ってみたいが、それはさすがに気がひける、、、。

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あかい孔雀サボテンが咲きました

Monn_003 今朝見たら紅い孔雀サボテンが咲いていた。これは我が家で初めて咲いた紅いサボテンである。もう何年もうちにいたけれど、冬の寒さに耐えられなかったり、台風でコケたり、蕾をつけたなー、と思っていると何者かに食べられてしまったりの悲運に見舞われ、なかなか花をつけることが出来なかったのである。

ちょっと遊びにきた親戚のおじさんに「ほらね、きれいでしょ。」と言って、うつむいていたサボテンのお顔を上げて見せたら、なんだか気のなさそうな素振りなのである。「あら、ちっとも感動しないんですね!」と言ってみたら「うちのには20も咲いてるからねー。」ですって。おじさんの勝ち~!

ヒロインの名前をなんとしたらいいものかと「風と共に去りぬ」の作者マーガレット・ミッチェルは大いに悩んだそうである。燃えさかる火のような烈しさを秘めた美貌の女性にふさわしい名前をなんとしよう。そして膨大な資料に当たり、選び抜かれた名前がSCARLETT。語尾のTがひとつ足りないSCARLETは緋色、深紅色の、という意味なんだそうである。緋色ってどんな色かしら。もしかしたら紅い孔雀サボテンのような色かも知れない。そうだとしたら緋色はスカーレットに最も良く似合う色のような気がする。ミッチェルってさすが。

(スカーレットとレットの愛の行方について早く書きたいんだけど、なかなかそこに到達できないでいます。明日とあさってもブログはお休みです。福岡、三越までこの夏のパリ・モードの帽子、見に行こうかと思っていますの。それってホントーですか?って調べに来る人いないよね!)

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わが青春の 風と共に去りぬ

_004 高校2年生の時、女の国語の先生から勧められて読んだ「風と共に去りぬ」が大好きになって、これまで何度か読み返してきた。

スカーレットとレット・バトラーの悲しい別れのシーン。あの時スカーレットは言った。「レット、私ね、今やっとわかったの、私が愛しているのはアシュレじゃなくて、レット、あなただったの!喜んでちょうだい、私達、これからきっとうまくやっていけると思うわ!」

喜んでくれるかと思ったのにレットはすげなく言った。「おや、スカーレット、きみはなにか勘違いしてるんじゃないのか?おれの愛はさめてしまったんだよ。壊れたものはこわれたものさ、おれは壊れたものを継ぎ合わせる趣味なんかないんでね。」(これはなぎさ流、超訳、意訳であるよ)

あぁ、どうしよう、スカーレットはとうとうレットから「あんたなんか、もう要らない」と言われてしまったのである。今までさんざんコケにしてきたんだからしようがないけどね。かわいそうなスカーレット、かわいそうなレット、愛しながら別れて、、、。二人のせつない別れは私の心の中で長いあいだの懸案事項であった。

「風と共に去りぬ」の続編が書かれたことを知ったのは5年くらい前のことである。宇宙飛行士の向井千秋さんの夫、万起夫さんが書いた「君について行こう」を読んでいたら書いてあったのである。万起夫さんが奥さんに会うためフロリダへ言った時、アメリカで話題になっていたのだそうである。

おぉ、知らなかったよ、続編が書かれていただなんて。一体誰が書いたの?それでスカーレットとレット・バトラーはどうなるの?わたしは図書館へ急いだ。

(つづきはまた明日かあさってごろに、、、。写真はキャット・テールcat-tail という名の花です。)

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冬ソナはせつない

No_018_4 ビデオ屋さんで冬のソナタ1巻を借りようとしたら、そこで働いている私の友達が「あら、借りなくてもいいわよ、私の貸してあげるから」と言った。それはテレビで放映された分を録画したものだった。

「出会い」、「はかない恋」、「運命の人」とすすんでユジンとミニヨンが運命に翻弄される場面に見入っていたら、、、アレ、なんで「功名が辻」のタイトルが出てくるのよ!

なにが起きたのか、しばらくはわからなかったが、頭をめぐらしていたらわかった。この前の日曜日、うちのダーリンが(もうダーリンなんて言わないぞ)見てる暇ないからと録画をしていたようだったが、そのテープに録画してしまったんだな。

私は外出している夫にメールした。「どうしてちゃんとタイトルが書いてあるのに録画なんかするのッ」 折り返し返信が来た。「それは大変だね~。」 ミー、「のんきな事言ってないでこの大変をどうしたらいいのよッ」 「大金があったら金庫に入れといてください。」

大金がうちにあるくらいなら、今頃お家にじっとしてるもんですか、今日は三越、明日は帝劇、夏のバカンスは西海岸と遊びまくって散財するんだい!

そういえば思い出した、もうひとつの悲劇を。二年前くらいにwowwowで「花のニューヨーク」という素敵な映画があった。これは恋人に来る日もくる日もバイオレットブルーの薔薇の花を届ける若者のお話なんだが、これを録画しておいて時々見ておった。ある時、さ、またあれをみるべ、とテレビの前に座ってスィッチ・オンしたら、、、だ、だれだーー!ボクシングを入れたのはーー!!

あぁ~、あしたとにかくお詫びに行かねば、、、。せつないなぁー。

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今宵あふ人 みなうつくしき

_006_1 今宵、ダーリンとホタルを見に行った。(このところ小栗左多里著「ダーリンは外国人」を読んでいるので今日はダーリンと呼んでおこう。)

ホタルの名所は車で10分、それより5分ほども歩いていると川沿いにホタルがふわ~り、ふわ~りと飛んでいるのが見えてくる。木々の間にもチカチカとまたたいているのが見える。ほら、足元にも、、、。

夜空には上弦の月、水を張ったたんぼにも月影が映っている。おや、なにかいい匂いが、、、と近寄ってみれば夜目にも白きすいかずらの花。

三々五々と行き交う人に「今晩は!」と声をかける。あちらからも「今晩は!」 ほの暗くて誰がだれやらわからないけれど、、、。

「あら、さちこさん?」と声をかけた人がいたけれど「ハーイ」といっておく。さちこさんみたいにきっと美しくみえたのね。

ホタルのお出ましはそんなに多くなかったけれど、今年もホタルを見に来ることが出来てしあわせ。

ホタルを写せるかしらと思ってデジカメを持っていったけれど、無理だった。かわりにもう三ヶ月も咲いている我が家の蘭を登場させました。

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大きな誤算

池田満寿夫が書いていたのを読んだことがある。

   古来、女は待つものであった。

   子供が大きくなるのを待ち

   親が死ぬのを待ち

   夫が死ぬのを待ち

   そしてやっと解放されたのであった。

   しかし今、女は待たなくなった。

池田理論によると私は今やっと、子供が大きくなるのを待った、というステージにいる。あと1ステージ、2ステージ・・・・

このあいだ私は夫に聞いてみた。「私っていつ頃、解放されるのかしらねー?」

夫はしばらく考えていたが、やがて言った。

「ウーーン、誰が先に逝くかわからんからなー。」

それはそうだ、誰が先やら後やらわからないものである。世代順でもないし年齢順でもない。まったくもって順不同である。

私は浅はかにも自分が最後まで生き残りそうな気がしていたが、これは勝手な思い込みというものである。

もしかしたら我が家の最高齢者に見送ってもらう、、、ということもあり得るのである。

そう考えていたらきゅうに身の回りの整理整頓が気になってきた。机の中もタンスの中もゴッタゴタでは「お先に失礼」といってあの世へ旅立つ訳にはいかない。どこもかしこもキレーイにして「さすが、なぎささんね!」といわれたいものである。それが私の解放の日だと思うことにしよう。

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