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エスケープ症候群に関する考察   紫蘭

_019_1 紫蘭はとても美しい花である。10年前に友達から貰ってポルトの木の根元に植えたときはたったの3株であった。三月の終わり頃草取りをしている時、新芽を数えたらなんと105本もあった。しかもつつじの植え込みの中からもツンツンと芽を出しているのであった。

これは困ったなー、 この調子では今にこの庭は紫蘭に占領されてしまうであろうと危機感を募らせた私はかなり乱暴に新芽を引き抜いたりしたのであった。それでも月満ちて、、、私の意地悪を知っているはずなのに紫蘭はこうして立派に花を咲かせたのである。

園芸用語に エスケープ という言葉が使われるそうである。植物が生育者のコントロールがきかないほどにはみだしてしまうことだそうである。うちの紫蘭もエスケープしていることになるのだが、よく考えてみると紫欄はべつに悪気があってしているのではないのである。私達が寝ているあいだにジワジワと根を張っていったに過ぎないのである。それなのに私が「ダメよ!ツツジの方へ行ったら」なんて勝手なことを言っているのである。

しかし私は気がついたのである。生育者のコントロールがきかないほどにはみだしてしまうのは植物ばかりでなく子供達だって同じようなものであるということに。「そっちはダメよ、こっちへいらっしやい!」と私がいったとき「はい」と素直に言うことを聞いたのは子供達が幾つくらいの時までだったのだろう。

幾つの時、と言えないくらい早くから子供達は思いおもいの方向へ地下茎を伸ばしランナーをのばし好きな方へ行きたがっていたのである。それなのに私ときたら「そっちへ行ったらだめ!」などといつまでも言っていたのであろう。

それならば 「子育て用語」として 「エスケープ シンドローム」の概念を定着させれば理解は早くなるのではないだろうか? 子供達の行動を見て、理解に苦しむことも多いのだが「あ、あれはエスケープね!」と気がつけばお互いに無駄な葛藤をせずにすむ、、、というものである。

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親と子」カテゴリの記事

コメント

エスケープ症候群とは、、なるほどね。
うちの4人の子供達、みんな逃げ出していきました。
二人の娘はアメリカ、、、、「よく親としてお許しになりましたわね~」
と言われることがあるが、許すも許さぬも勝手に行ってしまったんだから、、、

投稿: ナベショー | 2006年5月27日 (土) 23時11分

わたくしの拙い文章をよく理解してくださり有難うございます。誰かわかってくださるかな~と思いながら書きました。一人でもわかってくだされば嬉しいものです。

投稿: なぎさ | 2006年5月28日 (日) 07時13分

私自信が親からエスケープしましたからね。
子供たちには「勝手に生きろ」と早くから言っておきました。
でも・・・、どんなにエスケープしたつもりでも、根っこは繋がっていませんか?。

投稿: ばら色婆ァバ | 2006年5月28日 (日) 08時35分

凄いですね、勝手に生きろ だなんて。
私も遅まきながらそう宣言しましょう「オメェーラ、勝手に生きろ!」
おやおや、lこれはこれは、わたくしとしたことが、、、レディーにあるまじき言葉遣い、、!

投稿: 1なぎさ | 2006年5月28日 (日) 10時05分

貴方たちの他愛無い表現・知識・関心度・なぎさちゃん、ナベショウさん
またばら色婆ァバさん連載あるまで拝読させて頂きます.応援しますよ

投稿: | 2006年6月27日 (火) 09時15分

応援、ありがとうございます!

投稿: なぎさ | 2006年6月27日 (火) 09時24分

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